スポーツ

浜松のバトンチームTAKE~Dream~(タケドリーム)

笑顔でつかんだ全国V

(2018年2月1日号掲載)

昨年12月9・10日、千葉県で開催された「第45回バトントワーリング全国大会」で、浜松市のチームTAKE~Dream~がペップアーツ編成U-15で優勝を果たした。パフォーマンス中に手具を一度も落とさないノードロップ賞にも輝き、メンバーはW受賞の喜びに沸いた。

優勝チームが所属するTAKEバトンスタジオの生徒たち
昨年12月の全国大会で優勝&ノードロップ賞を獲得したTAKE~Dream~

バトントワーリングは、バトンを手や体を使って回転させたり、空中に投げたりして演技を行うスポーツ。今回、同チームが出場した「ペップアーツ」は、2種類以上の手具を使って、ストーリー性のあるパフォーマンスを行う部門だ。

選手たちはバトンやポンポンなど、4種類の手具を使い、映画「チキチキバンバン」の挿入歌に合わせたパフォーマンスを披露。棒をプロペラのように回したり、フラフープを車のハンドルに見立てたりと、遊び心を随所に交え、審査委員から高い評価を得た。

「優勝できてすごく嬉しい。今までやってきたことをすべて出せました」と振り返るリーダーの齋藤優香(中学3年)さん。メンバー29人の年齢は小学2年から中学3年までと幅広く、「身長差があっても隊形が整って見えるように繰り返し練習した」と話す。

普段は浜松市に拠点を置くTAKEバトンスタジオに通う選手達。今年は出場メンバーの内、7人が個人選手権で入賞を果たすなど、実力者が揃っている。全国の予選に当たる東海大会でも好成績を残し、日本一を目標に掲げて練習を積み重ねてきた。

バトントワーリングの演技では、隊形の美しさや、全体の統一感、体の使い方などが審査される。とりわけ、重要なのは「笑顔」。選手たちは競技中の3分間、笑顔を絶やさずに過酷なパフォーマンスを演じ切らなければならない。「観ている人に楽しさが伝わるように、練習中から『もっと笑顔で!』とみんなで声を掛け合いました」とリーダー。

華やかな本番とは裏腹に、練習はひたすら同じアクションを繰り返して、一つひとつの動作を体にしみ込ませる。「360度、どこから見ても美しい動作になるにはどうすればいいか?自分で考えて、踊りを作っていくことが大切」と監督の齋藤容子さん。バトンに操られるのではなく、バトンがどう動きたいのか読み取って誘導する|これがバトンの極意だという。

音楽に合わせながらバトンを巧みに操る生徒たち。地道な反復練習を繰り返して美しい演技を作り出す

TAKEバトンスタジオ

浜松市内で活動する女子バトンクラブ。幼稚園児から高校生まで年齢に合わせたクラスがあり、長上体育館、曳馬体育館、白脇体育館で練習している。大会出場のほか、2年ごとに発表会を実施。見学や無料体験も受け付け中。
問:090-3580-9472(齋藤さん)